結婚で妻の姓を選んだ理由。デメリットや偏見はあった?

シングルマザーとシングルファーザーで結婚した我が家。

私たちは婚姻届を出す際に妻の姓を選ぶことを選択し、旦那と旦那の子が私の苗字を名乗っています。

今回は、妻の姓を選んだ理由や、それで起こったことについて書いていきます。

結婚で妻の姓を名乗る方法

婚姻届を提出するときに、左側真ん中あたりの『婚姻後の夫婦の氏・新しい本籍』の欄で『妻の氏』にチェックを入れるだけです。

あとは『夫の氏』にチェックを入れた時と全く同じで、特別な手続きは必要ありません。

戸籍上の『筆頭者』が妻になりますが、これによるデメリットも特にありません。住民票上の『世帯主』はどちらになってもOKです。

名前が変わるにあたって必要な手続き(免許や銀行などの名前変更)が、私ではなく旦那が行ったぐらいです。

うちは子連れ同士の結婚だったので、お互いの子の養子縁組をして、旦那の子の苗字も私の苗字に変更しました。

妻の姓=婿養子ではない

妻の姓を名乗る結婚というと「婿養子なんだ~」と思われがちですが、婿養子というのは 『 婚姻と同時に妻の両親と養子縁組すること』を指します。

うちは普通に婚姻届と、私達と子供の養子縁組届を提出しただけなので、婿養子ではありません。

我が家が妻の姓を選択した理由

我が家が妻の姓を選択した理由は大きくわけて6つです。

三男×長女カップルだった

私は妹のいる長女で、男兄弟はいません。父も男兄弟がいないので、私と妹がお嫁に行ってしまうと家系が途絶えることになります。(すごい歴史があるわけではないですが。)

シングルマザー時代は祖母に「(私)ちゃんが結婚してお嫁に行くのなら、戸籍上は(私の子)は(私の父)の養子にしてほしいな」と言われていました。

私自身も小さい頃からシングルマザー時代まで、金銭的にも時間的にも祖母にはかなりお世話になったので「もし私がお嫁に行って子供も一緒に家系を出るのは悪いなぁ」という罪悪感がありました。

一方で旦那は男三兄弟の三番目。次男が結婚していて男の子もいるので、家を継ぐといった役割はありませんでした。

最初に私の苗字を名乗る話がはじまったきっかけは、この家系問題です。

私の名前が変わる手続きがややこしかった

旦那は普通の会社員なので、名前が変わることで起こる手続きは一般的な銀行やカードの変更のみ。

仕事面では、会社に報告して少し書類を書く程度で終了です。

私は個人事業主で、個人名でいろんな所とお金のやり取りをしていました。

銀行やクレジットカードの名義が変わることで、登録情報の変更や、取引先への連絡など何十件ものややこしい手続きが発生します。

私が名前を変えるほうが圧倒的に手間が多かったので、名前を変えたくなかったいうのも大きな理由ですね。

妻の姓を選んだ理由を人に聞かれて、ざっくり説明したい場合はこの理由で「私が自営業なので名前変えるの大変だったんですよ~」と答えてます。

こちらに住むことが決まっていた

  • 旦那の両親は店の経営で忙しく、私の両親は時間に余裕があり、育児を助けてもらいやすかった
  • 私が祖父母のお世話を少し手伝っていて、地元を離れにくかった
  • 交通の便が少し良い
  • 子育てに良いと有名な地域だった
  • 旦那の持ち家は手放すことが決まっていて、まずは私の借りていた賃貸に住むのが安上がりだった

などの理由で、同居をはじめるときに、私の地域に住むことが決まっていました。

つまり私の子は転校なし、旦那の子は転校ありです。

子供の苗字が変わる時、転校のタイミングのほうが気楽に苗字が変えやすいのも理由の一つでした。

あと、家関係(家賃や光熱費など)の手続きも、私の名前が変わらなかったので楽でしたね。

旦那がブラックリストだった

旦那は以前は、元嫁の知り合いが経営する怪しい職場で働いていました。(ほんとめちゃくちゃな職場で、なぜここで働いたのか謎)

その会社の社長は、旦那の名義で会社に使うお金を借りたり、クレジットカードを作っていました。(これを許して訴えなかったのかもほんと謎)

そして会社の経営が上手く回らなくなり、おそらく旦那の信用情報はブラックリストに入っています。

今はクレジットカードを作れないので、我が家のクレカ関係の支払いはすべて私の名義です。

※これに関して名義を貸したのは悪かったけどほぼ被害者だし、旦那はお金に対してかなり堅実な人です。

名前が変わることで完全にごまかせるわけではありませんが、ちょっとはマシになるんじゃないかなぁ~というのが、旦那の名前が変わるひとつのメリットでした。

旦那の元嫁が苗字を名乗り続けていた

子供を引き取ったわけでもないのに、旦那の元嫁は旧姓に戻さず、旦那の苗字を名乗り続けていました。

というか、普通に離婚届を出しただけなら自動的に旧姓に戻るので、わざわざ届けを出して旦那の姓を名乗っていたということですね・・・。

理由は詳しくは知りませんが、手続きが面倒だったとか、親と仲悪いから旧姓に戻したくないだとかかと思います。

ぶっちゃけ、今までさんざん非常識な行動し続けてる元嫁と同じ苗字を名乗るのは嫌だったので、結果、こっちが変えてやれてラッキーです(笑)

旦那自身がノリノリ&周囲の反対もなかった

旦那自身、婚姻で苗字が変わることへの抵抗は全くありませんでした。

むしろ私が歴史上の有名人でお馴染みの苗字だったこともあるのか「なんかカッコいい!」とか「苗字が変わるのってワクワクする!」とノリノリ。

夫婦間でどっちにするといった意見衝突はなく、少し悩んだのは「周りにどう伝えよう」というぐらいです。

旦那の子供も「パパも一緒に変わるならいいよ」と言って、当人同士で誰も抵抗はありませんでした。

旦那の両親も、家のこと、仕事のことなどの理由を説明すると「きちんとした理由があるのなら」と特に反対はありませんでした。

デメリットや偏見はあった?

周りの人に恵まれているのか、妻の姓を選んだことで、身内から反対されたり、誰かに何かを言われたということは一切ありませんでした。

普通に「なんで?」と聞かれることはあるけど 「旦那は会社員だけど、私は自営業なので名前変えるの大変だったんですよ~😃」 と明るく説明すれば、「そうなんだ~❗」で終わります。

ちょっと感じたデメリットはこの3つ。

実家がすごいと思われがち

婿をとったと言うと、私がお嬢様で、実家が金持ちとか何かすごいものかと思われがちです。

確かに、田舎ですが高級住宅地にそこそこ大きな一軒家建ててるし、私たちの新居購入にかなりの額の援助も貰ったので、どちらかというと裕福な方ではあると思います。

でも実際は、大した歴史があるわけでもないし、両親は普通の会社員です。

誤解されて不都合があったわけではないけど、別にそんなにお嬢でもないしなぁ~と思ってます。

入籍のタイミングが少し難しかった

旦那は会社員なので、名前の変更の手続きは報告と簡単な書類だけで済みます。

とはいえ、会社に一般的ではない手間をかけさせるので、なるべく迷惑がかからないタイミングでの入籍になりました。

なので、本当に入籍したかったタイミングからは数ヶ月遅れて入籍しています。

また、細かく日取りを決めるのではなく「今だ!!」というタイミングで慌てて婚姻届を出しに行きました。

入籍前に同居して子供は転校しているので、学校側に事情を説明して、養子縁組後の苗字を先に名乗らせてもらっていました。

何も言われないとちょっと気まずい

結婚前から私を知っている人や、私の両親の苗字を知っている人は、私の苗字が変わってないことが分かりますよね。

そんな時、なんとなく微妙な反応をされて、なにも聞かれないことがあって、ちょっと気まずいな~と感じます。

普通に「名前変わらなかったの?」って聞いてくれたら「仕事の都合とかで、旦那が私の苗字になったんです~😃」って言えば済むけど、微妙な反応だけされると、なんか思われてるんだろうな~と不安になることが時々ありますね💦

周囲に説明しやすい理由って?

実際に妻の姓を選択してみて思うのが、説明する機会って以外と多いんですよね。

実際に何度も人に話してきて思ったのが「仕事の理由!」っていうのが一番ラクです。

説明する理由に悩んでいる人は、嘘でも「仕事上、妻の方が名前が変わるのがややこしかったので~」とか「妻の名義でいろいろ契約しているものがあって~」っていうのが一番手っ取り早いし、気まずい感じにならないと思います。

次に説明しやすいのは跡継ぎ関連だけど、こっちは妻側の家がすごいと思われる可能性があるので、上記の理由が一番言いやすいですね。

妻の姓を名乗る夫婦は珍しくない(4%)

厚生労働省の調査によると、婚姻時に妻の姓を選択した夫婦の割合は4%でした。

「4%」「100人に4人」と書けば少なく感じるかもしれませんが、「25人に1人」は妻の苗字を選択しています。

学校で考えると、クラスに1~2人ぐらいは両親が母側の苗字になっているんですよね。

確かに少数派ではありますが、そんなに「珍しい!!」と言われるほどのことではないのかな~と思っています。

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